フィルタ処理を行いたい場合に設定します。フィルタ処理を行うと、例えば、特定のサイトから送られて来るスパムメールをロードすることなく撃退したり、仕事メールのみ受けてプライベートメールはサーバーに残して、後で自宅で受ける、といったことが可能になります。
フィルタ処理を...
フィルタ処理を行うのか否か、行うのであれば、常時行うのか、時間を決めて行うのかを設定します。
...KB以上のメールが対象
ここで指定のサイズ以上のメールがフィルタ処理の対象になります。これより小さいメールは、全てフィルタを通過します。毎回、新着メールがたくさんある場合、フィルタ処理に時間がかかります。その場合、例えば、8(KB)等と設定しておき、一般的なサイズのメールは全て通過させて、8KB を越えるメールに、スパムメールがあるか否かのみチェックするといった効率的な使い方もできます。
サーバーから削除したメールのログをとる
ON : 「ロードせずにサーバーから削除」したメールのログをとります。
OFF : とりません。
ログは、EdMaxをインストールしたフォルダ下の Log\Filter フォルダへ、日付別に保存されます。ログには、削除したメールのヘッダ情報が記録されています。本文はありませんが、差出人、件名、日付等の情報は見ることができます。 .mbx形式のファイルですので、インポートコマンドでインポートすることができます。
フィルタ処理に慣れるまでは、ONで使い、誤って必要なメールを削除してしまっていないか、ログファイルをたまにチェックした方がよいかもしれません。
条件に一致しないメールは...
設定した条件に一致しないメールの扱いを指定します。
条件の設定方法や正規表現等のオプションの意味等は、振り分け設定と同様です。
適用順序の上の方が優先度が高く、下の方が低くなります。有効/無効ボタンで、設定済みの条件の有効/無効を切り替えられます。
Custom1: ~ Custom5: には、メーラー設定:全般で任意のヘッダフィールドを設定できます。
オプションボタンを押すと、設定情報の一覧表示や、インポート、エクスポートが可能です。インポートは、エクスポートしたファイルを指定して行います。エクスポートしたファイルは、テキスト形式ファイルですので、エディタ等で閲覧や編集も可能です(編集時は、所定の形式(項目間の区切り文字やその個数、名称、記号等)に従うことが必須です。所定の形式はエクスポート結果を参照してください)。