一般にメールは、そのメール固有のid情報を持っています。これが、Message-Idです。EdMaxは、次のような Message-Idジャンプ機能をサポートしています。
このIdのメールへ
メールビュー、メッセージ作成画面において、Message-Id, またはメールアドレスと認識される箇所で、マウス右クリックした場合、このコマンドが表示されます。
指定のMessage-Id, または現在選択中の文字列をMessage-Idと見なし、そのMessage-Idを持つメールを探して、そこへジャンプします。
その後、メーラー部拡張コマンドの、Idジャンプ:次へ、Idジャンプ:前へで同じMessage-Idを持つメールへジャンプできます(メールをコピーしたりすると、同じMessage-Idのメールができます)。
また、EdMaxがMessage-Idと認識している箇所で、マウスダブルクリックした場合にも、本コマンドが実行されます(ステータスバーを見ると、Message-Idと認識しているか否かが確認できます)。
このIdを参照するメールへ
メールビュー、メッセージ作成画面において、Message-Id, またはメールアドレスと認識される箇所で、マウス右クリックした場合、このコマンドが表示されます。
指定のMessage-Id, または現在選択中の文字列をMessage-Idと見なし、そのMessage-Idのメールを参照しているメールを探して、そこへジャンプします。
その後、メーラー部拡張コマンドの、Idジャンプ:次の参照へ、Idジャンプ:前の参照へで同じMessage-Idを参照しているメールへジャンプできます。
[補足]
Message-Idとメールアドレスは、似ていて、その情報だけでは、正確には区別できません。EdMaxは、次のような場合に、Message-Idであると認識します。
Message-Id: <19981215001319p15Rfm@xxx.xxxxx.ne.jp> In-Reply-To: <001201be26a3$eff52de0$8a23cd85@xxxx> References: <001201be26a3$eff52de0$8a23cd85@xxxxx>
< >で囲まれている文字列の前に、Message-Id:, In-Reply-To:, References: のいずれかがあった場合、< > の部分は Message-Idであると見なします。
単に、<19981215001319p15Rfm@xxx.xxxxx.ne.jp> とだけある場合に、これをMessage-Idと見なして、Message-Idジャンプをしたい場合には、その部分を選択して、マウスカーソルをそこへ合わせて、右ボタンを押します。< > も含めて選択してください。