本プログラムで使用できる正規表現は次の通りです。
.
任意の1文字にマッチします。
(例) ab..c -> ab11c , ab東京c がマッチ。abaaacはアンマッチ。
*
直前にある文字の0回以上の繰り返しにマッチします。
(例) ab*c -> ac , abc , abbc がマッチ。
+
直前にある文字の1回以上の繰り返しにマッチします。
(例) ab+c -> abc , abbbbbbbbc がマッチ。ac はアンマッチ。
^
行の先頭にマッチします。
(例) ^東京 -> 行頭にある「東京」のみにマッチします。
$
行の末尾にマッチします。
(例)です。$ -> 行末にある「です。」のみにマッチします。
[ ]
括弧で囲まれた任意の1文字にマッチします。
「-」(ハイフォン)を使用すると、その前後の文字範囲に属する任意の1文字にマッチします。
(例)a[gms]b -> agb , amb , asb がマッチします。 a[1-9]b -> a1b , a2b , a9b 等がマッチします。
[^ ]
上記の場合と意味が逆になります。「^」(カレット)に続く文字を除くすべての文字にマッチします。
「-」(ハイフォン)を使用すると、その前後の文字範囲に属さない任意の1文字にマッチします。
(例) a[^gms1-9]b -> aab , abb 等がマッチ。agb , amb , asb , a1b , a2b 等はアンマッチ。
\
上記の正規表現用文字の意味を打ち消します。(例)\^東京 -> 「^東京」という文字列にマッチします。
上記の正規表現用文字は、検索文字列中に複数使用できます(ただし、行末にない「$」等、無意味の場合には単なる文字と解釈されます)。また、組み合わせて使用することもできます。