最大で、50個のアドレス帳を作成できます。1個のアドレス帳には、最大で500件のアドレス、30個のグループを登録できます(アドレス+グループ数が、最大で500個です。例えば、30個のグループを作成している場合は、アドレスは470件までとなります)。
アドレス帳は、本体そのもの、内部の各画面共にサイズ可変です。必要に応じて、各境界線をマウスでDragして、お使いの環境に合わせてサイズ設定してください。、
メーラー部から起動した場合には、アドレス帳の編集画面、エディタ部から(「宛先」等のボタンを押して)起動した場合には、アドレス帳の参照画面になります。各画面では、右下のペインに表示される項目が違ってきます。なお、参照画面であっても、新規アドレスの追加等の編集処理も可能です(ただし、新規アドレス帳の追加は、編集画面でしかできません)。
アドレス帳を設定しておくと、メーラー設定:編集の宛先等ではオートコンプリートを使用を有効(ON)にした場合、宛先等で、例えば、「t」と1文字入力しただけで、「tatotaro@xxx.xxx.xx.ne.jp」と自動的に補完されるようなことも可能です。
アドレス帳の編集
アドレス帳
左側のツリー欄には、作成済みのアドレス帳、グループ一覧が表示されます。アドレス帳を新規に作成する場合は、新規アドレス帳ボタンを押してください。
アドレス帳名には、ファイル名として許される名前を使ってください。
現在、選択中のアドレス帳名を変更する場合には、編集メニューの名前の変更コマンドを使います。
アドレス
右上のリスト欄には、現在選択中のアドレス帳に登録されているアドレス一覧が表示されます。新規にアドレスを登録するのは、新規アドレスボタンを押してください。
現在選択中のアドレスを変更する場合には、そのアドレスを右クリックしてのプロパティコマンド、または表示メニューのプロパティコマンドを使います。
一覧上部の 名前、アドレス、メモ等を押すと、それに従って、昇順、降順でソートされます。
アドレスを別のアドレス帳に移動、コピーしたい場合は、そのアドレスを選択して、ツリーの方へ、マウスで Drag&Drop すればできます(コピーは、Ctrlキーを押しながら Drop)。
マウス右クリックによるポップアップメニューも使えます。
グループ
1個のアドレス帳に付き、最大30個のグループを設定できます。新規にグループを作成するには、新規グループボタンを押します。
作成済みのグループにアドレスを追加するには、追加したいアドレスを選択後、ツリーのグループ欄へ Drag&Drop します。または、編集メニューのグループへ追加コマンドを使います。なお、別アドレス帳のグループへは登録できません。
グループに登録済みのアドレスをグループから削除するには、ツリーでグループを開いてから、一覧画面でアドレスを選択して、編集メニューに削除コマンドを使います(または、単に、Deleteキーを押します)。グループ名を変更する場合には、ツリーでアドレス帳を選択後、右上の一覧画面で対象のグループを選択して、プロパティをコマンドを使います。
グループ名は、宛先等として使うことができます。送信時に、そのグループに属する実際のアドレスに変換されます。
グループは、階層構造で作成できます。常用アドレスにグループを作成しておくと、メッセージ作成画面左側のテンプレート画面に、ツリー構造で階層的にアドレスを表示できます。また、テンプレート画面で、右クリックしての常用アイテムプロパティで、表示方法等のカスタマイズが可能です。
ニックネーム
アドレスやグループにニックネーム(ショートカット名)を付けることができます。ニックネームを設定したい場合には、ニックネームボタンを押します。
設定したニックネームは、宛先等で使えます。例えば、
日本太郎 <taro@xxxx.ne.jp> というアドレスに ta というニックネームを設定した場合、メッセージ作成画面の宛先ボックスで、 ta と入力して Enterキーを押すと、対応する 日本太郎 <taro@xxxx.ne.jp> というアドレス置き換わります。宛先ボックスからフォーカスが移動する場合にも置換されます。
常用アドレスに登録したアドレスは、エディタ画面左側(ツリー画面)に、常時表示され、マウスクリックするだけで、宛先に設定できます。よく使うアドレスやグループを設定しておくと便利です。
アドレス帳の参照
参照したいアドレスを選択して、宛先、Cc, Bcc ボタンを押してください。それぞれの、ボタンの意味する種別で、送信先欄に表示されます。そこで、OKボタンを押せば、送信先欄に表示されているアドレスを一括して参照できます。
なお、*がついて、*宛先 等と表示されている場合、参照したいアドレスをマウスでダブルクリック、または選択Enterキーを押すだけで、そのアドレスを参照できます。この場合、参照したアドレスは、*がついている 項目に対応するアドレスになります。また、右上の一覧画面でアドレスを選択して、単に、「T」、「C」、「B」、「R」キーを押すだけで宛先等を設定することも可能です。
名前カットをONしておくと、名前はカットされてメールアドレスのみ設定されます。
[補足]
アドレス帳にないアドレスを入力したい場合
直接、アドレスを入力したい場合には、アドレス帳を閉じて、メッセージ作成画面で、Ctrlキーを押しながら、Cc等のボタンを押すか、または各ボタンをマウスで右クリックします。また、エディタ画面の設定:宛先部レイアウトで、Cc, Bccボックスを常時表示させておくことも可能です。その場合、各ボックスへ直接入力することもできます。
Cc → Bcc 等の変更を行いたい場合
アドレス帳の参照画面で、右下のボックスで変更したいアドレスを選択して、Ctrlキーを押しながら、「宛先」、「Cc」、「Bcc」等のボタンを押します。
*宛先 → *Cc 等の変更を行いたい場合
「*」(デフォルトボタンマーク)の位置を変更したい場合には、Ctrl+Shiftキーを押しながら、「宛先」、「Cc」、「Bcc」等のボタンを押します。
補足
アドレス帳へは、全体で最大、50 x 500 = 25,000 個のメールアドレスを登録可能ですが、1回の送信で指定可能なアドレスは、200個までです(正確には、宛先:200, Cc:200, Bcc:200で計 600個)。(グループを指定しても、その中に含まれているアドレス数でカウントされます)