PGP

EdMaxでは、以下の PGP 暗号化インタフェースをサポートしています。

PGPの詳細は、市販本や http://www.pgpi.org/ (The International PGP Home Page) 等を参照してください。

必要な環境

GUIベースでの利用

EdMaxから、GUIベースでPGPを使用する場合には、次の環境が必要です。

PGP Ver6.5.1i 以上

PGPの本体です。ご利用のマシンにインストールされていることが必要です。

PGPIF.DLL Ver1.10 以上

EdMaxからのPGP呼び出し用DLLです。

作者ホームページからダウンロードしてください。

PGPIF.DLLは、EdMaxをインストールしたフォルダ内においてください。

EdMax Ver2.64 以上

GUIベースでの利用をサポートしているのは、Ver2.64 以上です。

コマンドラインベースでの利用

EdMaxから、コマンドラインベースでPGPを使用する場合には、次の環境が必要です。

PGP Ver2.6.3i 以上

PGPの本体です。ご利用のマシンにインストールされていることが必要です。また、コマンドラインをサポートしているバージョンであることが必要です。

EdMax

いずれのバージョンでもサポートしています。

補足

PGPIF.DLLがあり、かつ、GUIベースのPGPがインストールされている場合、自動的にGUIベースでの利用になります。それ以外は、コマンドラインベースになります。

コマンドラインベースでの利用は、古いやり方です。GUIベースでの利用がお薦めです。

PGPIF.DLLを使って、GUIベースで利用する場合は、メーラー設定:全般の、PGPバージョンに、使用するPGPのバージョンを記入してください。

サポート機能

メッセージ作成時

以下の4つの機能は、エディタ部画面のツールメニューから実行できます(任意のショートカットキーをアサインできます)。

署名

作成したメッセージに、自分の秘密キーを使って、クリア署名します。

暗号化

作成したメッセージを自分の公開キーも含め、宛先、Cc、Bcc のメッセージアドレスに対応する公開キーで暗号化します。

署名+暗号化

クリア署名したメッセージを暗号化します。

公開キー添付

指定したユーザIDに対応する公開キーをメッセージに添付します。なお、本機能は、コマンドラインベースで動作します。

メッセージ受信時

以下の機能は、メーラー部画面のツール/PGPデコード コマンドで実行できます。

署名検証

PGP署名されているメッセージを、差出人のメールアドレスに対応する公開キーを使って、差出人本人のものであるかどうかを検証します。

復号化

PGP暗号化されているメッセージを、復号化して表示します。

公開キー取出し

添付されているPGP公開キーを、公開キーフォルダに追加します。なお、本機能は、コマンドラインベースで動作します。

なお、復号化メッセージの保存コマンドは、暗号化メッセージを復号化した直後に、有効になります。実行すると復号化したままの状態で、メッセージを保存できます(メッセージが、復号化された状態のものに置き換わります)。なお、PGP/MIMEで添付ファイルも含めて暗号化されている場合、添付ファイルは、置き換わりません(必要なら再度、復号化して取り出してください)。

PGP/MIMEについて

エディタ部ツールメニューのPGP/MIMEを使用がONの場合、署名、暗号化、署名+暗号化を行うと、メッセージは、PGP/MIME形式で作成されます。

PGP/MIMEを使用がON, OFFに無関係に、PGP/MIME形式の受信メッセージは、署名検証、復号化が可能です。

PGP/MIME形式では、添付ファイルも含めて、署名、暗号化できます。なお、署名、暗号化後に、添付ファイルを付加することはできません。