既読にするための遅延時間
未読メールを表示後、ここで指定の時間が経過すると、既読に変わります。0 を指定した場合、未読メールを表示した時点で直ぐ既読に変わります。
メールを読んだ時は直ぐ既読にする
ON : 上記の遅延時間の設定に関係なく、メールを読んだ時は直ぐ既読にします。
OFF : メールを読んでも直ぐ既読にはしません。上記の遅延時間に従います。
[補足]
上記でメールを読むとは次の操作を意味します。
スペースバー、拡張コマンドの「メールを読む : 次へ」等、メールリスト画面でのCtrl+←、→
終了時ごみ箱を空にする
ON : EdMax終了時に、頻度と範囲の指定に従ってごみ箱を空にします。
OFF : 空にしません。
ごみ箱のメール削除時、添付ファイルも削除
ON : ごみ箱のメールを削除コマンドやDeleteキーで削除したり、ごみ箱を空にするコマンドを実行した場合、そのメールに添付されている添付ファイルも削除します。
OFF : 添付ファイルは削除しません。
[補足]
メールのコピーを行っても、添付ファイルはコピーされません。添付ファイルは、EdMaxをインストールしたフォルダ下のAttachmentフォルダで一括管理されます。従って、添付ファイル付きのメールをコピーした場合、コピー元のメールと、それをコピーしたコピー先のメールが同じ添付ファイルへリンクすることになります。片方を削除(ごみ箱に入ります)後、さらにそれをごみ箱からも削除した場合、上記スイッチがONだと、もう一方のメールの添付ファイルも消えることになります。
ただし、実際に削除する前には、削除して良いか否かの確認メッセージが表示されます。なお、終了時ごみ箱を空にするがONの場合、終了時にごみ箱を空にする際には、表示されません(確認することなく削除されます)。
終了時、次の個数を越えたログを削除
ON : EdMax終了時、ログファイルの個数が、残すログの個数を越えている場合、越えている分をファイル日付の古いものから順に削除します。
OFF : 削除しません。
ログは、アカウント設定:受信...の受信メッセージのログをとる、アカウント設定:送信...の送信メッセージのログをとるが、ONの場合、アカウント毎、日付毎に、EdMax下の \Log\Receive, \Log\Send フォルダに収集されます。詳細は、送受信メッセージのログを参照してください。
残すログの個数は、受信、送信、それぞれに適用されます(受信、送信の合計数ではありません)。
メールボックスが最大値の %を越えた時に警告表示
メールボックスのファイルサイズ、またはメッセージ数が、最大値の 指定 % を越えた場合、そのフォルダ表示時に、警告メッセージが表示されます。
%値は、1 ~ 100 までの指定が可能です。お使いのマシン性能(CPU速度、実装メモリ容量)に応じて設定してください。なお、初期値は、20 です。
警告メッセージが表示された場合、不要なメッセージを削除したり、メッセージを他のフォルダへ移動したりし、その後コンパクションコマンドを実行して、メールボックスを小さくしてください。
1個のメールボックスの最大値は、ファイル(.mbx)サイズが 150MB, メッセージ数が、52,000通です。なお、これらを越えて(x1.5倍ほど)メールを溜め込むことも可能ですが、越えた場合には、予期せぬトラブルを避けるためにも、早めに最大値以下にするようにしてください。
[上級者向け補足]
フォルダ中のメッセージが、12,000 通を越える場合、スレッド表示で繋がるのは、日付順で自分より 5,000 通先までのメッセージまでです。それより先に自分を参照しているメッセージがあっても、繋がりません。
ただし、edmax.iniの[Mailer]ブロック内に、次の項目を追加しておくと、本条件の変更は可能です(XXXXのデフォルトは、5000 です)。edmax.iniは、EdMaxをインストールしたフォルダ内にあります。また、変更はEdMaxを終了させてから行います。なお、本値を大きな値に設定すると、スレッド情報が新規に作成される場合(コンパクション直後等)には、時間がかかります(お使いのマシン性能に依存します)。
ThCheckingMessageCount=XXXX
リスト画面キャッシュバッファ
フォルダ切り替え時のリスト画面表示を高速化したい場合に、設定します。本値を設定しておくと、それなりのメモリが消費されますが、メモリスワップがなく、キャッシュが効いている間は、10,000 通のメッセージがあるフォルダであっても、瞬時に開きます(ただし、起動後初回に開く場合等は、除きます)。
1MBが、メッセージ約 5,000 通に相当します。つまり、5万通キャッシュしたい場合には、10 と設定します。ただし、内部的には、キャッシュバッファサイズではなく、1MB=5,000 通換算での、メッセージ数でキャッシュされますので、指定のMBより多くメモリが使われる可能性があります。なお、実装メモリが少ない環境で、本値を大きくとるのは、メモリ不足となる危険がありますのでご注意ください。
ヘッダの書換え許可
ON : メールのヘッダ情報も書き換えできるようになります。
OFF : メールのヘッダ情報は書き換えできません。本文のみ書き換えできます。ヘッダを書き換える必要がない場合には、OFF で使ってください。
ON/OFF は、拡張コマンドで行うこともできます。
改行
メール編集時には、改行マークがここで指定の色で表示されます。通常の改行色とは別の色に設定しておくことによって、メール編集モードであることが識別できます。
[注意]
ヘッダの書換え許可を ON で使う場合には、次の注意が必要です。
メールヘッダの構造を理解して使ってください。メールヘッダの構造は RFC 822 等で規定されています。不用意に書き換えると、メールが正しく表示されなくなる可能性があります。
メールヘッダとメール本文の間には、必ず、空行(改行マークだけの行)が1個入っています。これを削除しないでください。また、メールヘッダ中に、空行を追加しないでください。
起動パスワード
このボタンを押すと、起動パスワードを設定できます。起動パスワードを設定していると、EdMax起動時に、パスワード入力が要求されます。
アイコンから戻る時にもチェック
ON : 最小化してアイコン化した場合、それから復帰する場合にも、起動パスワードの入力を要求します。
OFF : 要求しません。
本機能は、起動パスワードが設定済みの時にのみ有効です。
マクロID
マクロをコマンドラインから実行させる場合に、必須のIDです。10文字以内の文字列を設定します。
マクロIDの使い方については、コマンドラインパラメータを参照してください。
なお、設定済みのマクロIDは、忘れないようにメモ等しておいてください。
マクロをコマンドラインから実行させることがなければ、設定は不要です。
カスタムヘッダ
振り分け、フィルタで使用するカスタムヘッダフィールドを設定します。最大5個まで設定できます。これにより、差出人、X-Sender: のように標準で組み込まれているもの以外に、任意のヘッダフィールドを条件設定して、振り分け、フィルタを実行できます。
外部ビューワ
メッセージリスト画面で現在選択中のメッセージを好みの外部ビューワに渡して閲覧できます。
データフォルダ
データフォルダ を参照してください。
PGPバージョン
PGP を、PGPIF.DLLを使って、GUIベースで使用する場合に、PGP本体のバージョン番号を記入してください。
例えば、PGP Ver6.5.1iを使用するのであれば、 6.5.1i と記入します。
ここで、記入した文字列は、PGP署名や暗号化メッセージヘッダ中の、バージョン表記に使われます。
このスレッドを無視/注目機能を使用
本スイッチをONすると、リスト画面左端の領域が拡張されます。そこに、「メガネマーク」(=スレッド注目)と、「通行止めマーク」(=スレッド無視)を表示できるようになります。
メッセージを選択して、拡張されたリスト画面左端の領域をマウスでクリックすると、メガネマーク、通行止めマーク、マークなしの切り替えができます(拡張コマンドでも設定可能です)。
アカウント設定:受信の「受信メッセージを自動振り分けする」がONの場合で、新規にメッセージを受信した場合、
メガネマークを付けたスレッドは、未読状態のままで新規メッセージが受信されます。← 振り分け設定での「既読」指定と組み合わせて使うと、読みたいスレッドに到着したメッセージだけを未読にできます。また、ニュースアカウントの場合、「ヘッダのみロード」指定のニュースグループであっても、メガネマークを付けたスレッドは、本文も含めて受信されます。
通行止めマークを付けたスレッドは、既読状態にして新規メッセージが受信されます。← 読みたくないスレッドに到着したメッセージだけを既読にできます。
メッセージ作成画面を独立して開く
本スイッチをONすると、メッセージ作成画面をメーラー本体とは別の独立したウィンドウとして開くことができます(変更は、EdMaxを再起動後に有効になります)。位置固定をONすると、常に同じ位置で開くようになります。なお、メッセージ作成画面の位置やサイズは、メッセージ作成画面のタイトルバーや境界線等をDragして調整可能です。
なお、スイッチをONした場合、メッセージ作成画面側での一部メニュー(アカウント設定、メーラー設定等)は無効になります(メーラー本体側の画面では有効です)。