コマンドラインには次のパラメータを指定することができます。「/A=EmailAddress」で指定のメールアドレスを宛先にして、メッセージ画面がオープンされます。「FilePath」も指定されている場合には、そのファイル内容がメッセージ画面に読み込まれて表示されます、または添付ファイルとして添付されます。
MacroNameには、実行したい操作(マクロ)名を指定します。AccountNumberには、表示したいアカウント番号(1から)を指定します。アカウント番号は、EdMax画面左上の「メーラー」タブをマウスで右クリックすると確認できます(アカウント名の末尾の番号が、そのアカウントのアカウント番号です)。
形式
edmax.exe /A=EmailAddress /M=MacroNameWithMacroID /T=AccountNumber /E /S FilePath
「/A=EmailAddress」、「/M= MacroNameWithMacroID」 「/T=AccountNumber」、「/E」、「/S」、「FilePath」は、それぞれ、あってもなくても構いません。ただし、「FilePath」は、必ず最後に指定します。
A等の文字は半角であれば大文字でも小文字でも構いません。
FilePathやMacroNameが空白を含む場合には、それ全体を " で囲みます。(例) "C:\TEST\挨拶1.TXT"、"マ クロ"
/E, /S の意味は次の通りです。
/E
指定パスのファイルを添付ファイルとして解釈します。指定パス中に複数のファイルがあった場合、同じメッセージ文書に添付します。メーラー設定:編集の「コマンドラインパスは添付ファイルとして解釈」がOFFでも、添付ファイルとして解釈します。
なお、「コマンドラインパスは添付ファイルとして解釈」がONで、かつ、/E指定がない状態で、「FilePath」に複数のファイルを指定した場合、その個数分のメッセージ作成画面が開かれて、それぞれに1個ずつ添付されます。
/S
/e がある場合にのみ有効です。既に、開いているアクティブなメッセージ文書がある場合、その文書に指定パスのファイルを添付します。/s 指定がない場合、または、開いているアクティブなメッセージ文書がない場合は、新規にメッセージ文書を開いてそこへ添付します。
/M=MacroNameWithMacroID
任意のマクロをコマンドライン経由で実行させることができます。
MacroNameWithMacroIDは、実行したいマクロ名の末尾に、メーラー設定:全般のマクロIDを付加した形式で指定します。
例えば、実行したいマクロが、「macro」であり、マクロIDが、「_1a8fEE」である場合、
/M=macro_1a8fEE
と指定します。
マクロIDを付加するのは、コマンドライン経由でのマクロ実行のセキュリティを考慮しているためです。マクロIDは、他人に公開したりしないでください。
補足
「/A=EmailAddress」の「EmailAddress」は、先頭に「mailto:」、「news:」、「nntp:」を含んでいても構いません(後半の2つは、ニュース用のURLと解釈されます)。