メールの受信では、サーバー側のメールを順番に読み込みます。通常は、この使い方でよいのですが、サーバー側に非常にたくさんのメールがあったり、巨大な添付ファイル付きメールがあったりする場合、すべて受信するには時間がかかります。時間がない場合には、まず必要なメールだけ選択して先に受信したいとか、御無用メールは読まずに削除したいとかということになります。そんな場合に、選択して受信を使います。
選択して受信コマンドを選択すると、メール全体を読まずに、メールヘッダ(FromやSubject)と本文先頭の10行(この値は、アカウント設定:受信...で0から99まで変更可)を、リモートフォルダ(自動作成)に読み込んで、一覧表示します。専用のツールバーが出てきますので、それを使って、受信したいメールに○、削除したメールに× (受信したくないメールには何もつけない)を付けて、専用ツールバーの「実行」ボタンを押します。そうすれば、後は、通常のメール受信(または、削除)と同じ処理になります。