受信、または送信したメール、または現在開いているフォルダ中のメールの振り分け条件を設定します。
条件は、3種類設定できます。種別:受信は、受信メールの自動振り分けとツールメニューの振り分けコマンドで使用されます。種別:送信は、送信メールの自動振り分けとツールメニューの振り分けコマンドで使用されます。種別:ローカルは、ツールメニューの振り分けコマンドのみで使用されます。
振り分け動作として、他のフォルダへの移動、マーク付加、サウンド、さらにその組み合わせが指定できます。
マークのカラーと名称は、メーラー設定:マークでカスタマイズできます。
マークについては、カラーマークを参照してください。
サウンドについては、メーラー設定:サウンド、アカウント設定:受信...を参照してください。
アカウント設定:受信...の受信メールを自動振り分けするがONの時、本振り分け条件に従って、受信メールが自動振り分けされます。
アカウント設定:送信...の送信メールを自動振り分けするがONの時、本振り分け条件に従って、送信メールが自動振り分けされます。
ツール/振り分けコマンドを使えば、必要な時に、「受信」、または「送信」フォルダ中のメールを振り分けすることができます。現在開いているフォルダ中のメールにマーク付加することもできます。
適用順序の上の方が優先度が高く、下の方が低くなります。有効/無効ボタンで、設定済みの条件の有効/無効を切り替えられます。
正規表現等各オプションの意味については、文字列の検索を参照してください。
本項目には、midiやオーディオCDサウンドは選択できません。waveサウンドのみ選択できます。サウンドは、メーラー設定:サウンドで設定(サウンドファイルの割付け)する必要があります。選択しても、サウンドファイルを割り付けていない場合には、音は出ません。サウンドが連続するような場合には、その数だけ音がでるとは限りません(例えば、a.wav のサウンドが鳴り止まない内に b.wav のサウンドを鳴らす条件が発生しても、b.wavは鳴りません。サウンドの鳴動が完了してから、次の処理を行っているわけはでなく、非同期処理していますので)。
Custom1: ~ Custom5: には、メーラー設定:全般で任意のヘッダフィールドを設定できます。
動作として「サーバーに残す」、「サーバーから削除」は、ロード後、それぞれの動作をすることを意味しています。なお、ロードして「サーバーに残す」にヒットしたメールでも、指定の経過日数を経過したものは、削除されます(経過日数での削除指定がある場合)。また、ロードせずに削除等したい場合には、フィルタ機能で設定します。
条件はスルーしてチェックをONすると、条件を最後までチェックして、振り分け動作が決まります。つまり、移動、マーク、サウンド等の動作を個別に設定しておくことも可能になります。なお、各動作(移動先、マーク、音等)は、適用順序の先頭からチェックして、最初にヒットしたものが使われます。
ビュー画面で、条件にしたい文字列を選択してから、振り分け設定を起動すると、検索文字列や検索場所等の項目が初期設定されます。Altキーを押しながら、フォルダをマウス右クリックした場合、移動先としてそのフォルダが初期設定された状態で、振り分け設定が起動されます。
オプションボタンを押すと、設定情報の一覧表示や、インポート、エクスポートが可能です。インポートは、エクスポートしたファイルを指定して行います。エクスポートしたファイルは、テキスト形式ファイルですので、エディタ等で閲覧や編集も可能です(編集時は、所定の形式(項目間の区切り文字やその個数、名称、記号等)に従うことが必須です。所定の形式はエクスポート結果を参照してください)。